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100年コンクリート?

「200年住宅」の基礎のはなしです。
住宅の土台となる基礎。
どんなに、建物を丈夫にしても基礎が軟弱では、何もなりません。
それでは、基礎に使われる「コンクリート」とは、何でしょうか?
コンクリートは人間が作り出した石です。
セメント・水・骨材(石、砂)を必要な割合に混ぜて練り合わせ固体化させたものです。
コンクリートは、
  ・圧縮される力には強度が非常に高い
  ・成形が自由
  ・耐久・耐火性に非常に優れているetc....
建築・土木用材料として広く用いられています。
非常に硬い粘土と思ってもらえばよいでしょう。
しかし、重量が大きく、引っ張りの力には、圧縮力程、耐力がないので、
鉄筋や鉄骨などと併用されます。
聞いたことありませんか?
  「鉄筋コンクリート造(RC造)」
  「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」
つまり、基礎の中に、コンクリートと鉄筋が使われているのです。
お互いの利点を組み合わせることにより、より強固なものとしています。
でも、30年以上昔の建物の基礎は、鉄筋が入っていないことも多いですね。
最近たまにマンションや、戸建住宅のパンフレットに
  「100年コンクリート」
という見出しを見かけたことがありませんか?
100年コンクリートは別名で
  「超高耐久性コンクリート」
と呼ばれることもあります。

今回の”200年住宅”の基礎には、

この仕様が求められています。 


「正式には、100年コンクリートとは、

30N/平方ミリメートルの耐久設計基準強度を持った
コンクリートのことを指します。」
ってなんのことか分かりませんよね??????
まず、コンクリートはセメントと水を混ぜて造られます。
この水とセメントを混ぜる比率が大切で、
水の量が少ないほど密実で強度の高いコンクリートになります。
水の量を減らすことにより、
通常のコンクリートの寿命が65年と言われているのに対して、
100年の耐久性を保つことができるのです。
注意しなくてはならないのは、
ここでいう寿命とは正式には日本建築学会により
「構造体の大規模修繕が予想できる期間としておよそ100年」
と定められています。
つまり100年以内でもひび割れの補修などの
一定のメンテナンスは必要で、
何もせずに100年持つことを保証するものではありません。
100年コンクリートは非常に素晴らしい技術ですが、
水の比率を少なくする為、ひび割れが起こりやすく高い技術力が必要です。
その為、コストも当然かかります。
こだわりのある方がマイホームの基礎に使用したり、
国の重要建造物の基礎に使用されたりしているのが現状です。
海に浮かぶ堤防なんかも、この仕様です。

 
 

[2009年04月02日] 現場日記