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変形地に建てた実例

ホーム変形地に強い設計事務所両面道路に挟まれた敷地ながらも 高低差を活かした住宅

両面道路に挟まれた敷地ながらも 高低差を活かした住宅

ポイント

高低差の活用方法

建築地は古家の残る、東西を道路に挟まれた土地でした。
敷地面積は60坪近くあるものの、高低差が西側は5メーター、東側は4メートルもあります。また、駐車場スペースは西の公道に面したところに一台分あるのみで、反対の東の公道からは高低差のため車の乗り入れができません。
この地域は多くの世帯が2台の車を所有しているため、せめてもう一台分は駐車スペースを作りたいところです。
敷地のどこに住宅を新築し、かつ駐車スペースも確保し、そして急傾斜に対応した工事を進められるかが大きな課題でした。

解決策

斜面を活用しつつ 駐車場スペースも作る!

解決策 その1

斜面を活かしたリビングスペース

建物を敷地のほぼ中央に配置し、西側に残った斜面には広いウッドデッキを設置しました。リビングから直接アクセスできるので、サッシを開ければすぐに外の風や景色を感じることができます。広さも十分にあるため、アウトドアリビングのように家族が外で食事をしたり、リラックスしたりする楽しみも加わり、ちょっとしたお庭のような空間に仕上がりました。

解決策 その2

駐車場スペースを造成

高低差を解消する工事方法はいくつかありますが、今回は基礎で土留めをして埋め立ててスペースを作りました。新たに2台分の駐車スペースを確保できたため、結果として計3台の車が停められるように。玄関の位置も2階になったことで、「平屋にみえて実は2階建て」という個性的な住宅になりました。